2023-01-01から1年間の記事一覧

『検証迷走する英語入試』(岩波ブックレット)

岩波ブックレットからのものです。 これが出版されたのは4年くらい前ですが、 大学入試に民間資格が導入されたり、センター試験が共通テストに変わったりする前に 出版されたものです。 それゆえ、導入前の反対意見が正しかったのかが検証可能になります。 …

岸田さん、減税処置??②

岸田さん、所得税減税を行うのは間違いなさそうで、 マスコミがやや雑音に聞こえます。 理由は以下の通り。 減税は経済学的には問題ないはずです。 中学の公民の教科書に、景気が悪い時には減税と書いてあります。 マスコミの調査に「所得税減税に賛成か反対…

過去問を解いてます(神戸大)

神戸大(2023年~2016年)の考察になります。 ご参考までに。 ★2020年度は問題の構成が少し違います。 →問題のレベルは他年度と変わりません。 ①全体 大問が4つあり、最初の2つが論説文、3つ目が小説(会話文ベース)、4つ目が英作文 の4部構成になります。 ②論…

解散総選挙の前に読んでおきたいもの⑦

本日は書籍ではなく、 ネット記事集になります。 10年前に比べ、財務省の悪行が白日の下に晒されるようになり、 また、そのことを表に出す手段も増えてきて、 少しずつですが、きちんとした内容のものを一般人が読める機会が増えてきたと感じま す。 私が推…

英語(国際)系の大学・学部志望の人(国立大)②

前回の記事の続きです。 今回は受験科目などのシステム的なところを加筆しています。 文字が小さいところは、前回載せたものになります。 ↓ (1)東京外国語大学 東外大は国立なので「共通テスト+個別試験」ですが、 共通テストに理科は必要ありません(正確に…

英検準1級(面接対策×英作文)

今回は準1級の面接対策の仕方をお伝えしたいと思います。 大問は全部で4問ですが、2問目~4問目は筆記の英作文と通底するものがありますの で、一緒に対策法を記載いたします。 ←対策の仕方は以前にもブログにまとめていますので、今回は新たに感じたこと、…

英検2級(面接対策)

今週末に英検の結果の表が郵送で届いた頃でしょうか。 (合否だけなら、10/25にネットで確認が行えたはずです) 合格した方、おめでとうございます。 折角なので、ご参考までに、面接の手順や対策方法を記載します。 必要な方、ご参考下さいませ。 〈全体像〉 …

『もう迷わない! どの政党に投票すればいいか決められる本』(ワニブックス)←解散総選挙の前に読んでおきたいもの⑥

解散総選挙の前の読んでおきたいシリーズとして、 この書籍、手軽に読めます。 ↓リンク先↓ もう迷わない! どの政党に投票すればいいか決められる本 | NPO法人Mielka |本 | 通販 | Amazon 著者はNPO法人でして、 NPOの特性として政治的に中立である必要があ…

『替えがきかない人材になるための専門性の身につけ方』

リンク先はこちら。 ↓ 替えがきかない人材になるための専門性の身につけ方 | 国分 峰樹 |本 | 通販 | Amazon 半分自分の好みになるのでしょうが、私はこの書籍、非常に好きです。 ビジネス書は基本的に個人的な経験談を中心にすることが多いですが、 この著…

鈴木宗男 離党(除名?)

やっとこの日が来ました。 早く処分したほうがいいのではと思っていましたので(笑)。 この人のロシア擁護は嫌悪感すら感じます。 この人が言っている「日本と同じ惨禍を繰り返させてはならない」という言説は、 頭がおかしいとしか思えません。 太平洋戦争は…

教育業界に身を置くものとして気を付けたいこと

私は教育業界(塾という民間企業)に身を置いています。 正社員としての勤続年数が合計で8年になろうとしています。 (会社数としては2社です) で、感じることは多々出てきます。 以下の私の考えは、 塾業界に限ってのことです。 教育業界と言っても、学校の…

解散総選挙の前に読んでおきたいもの⑤

↓今日はこれです↓ 『日本が滅びる前に 明石モデルがひらく国家の未来』(集英社新書) 元明石市市長の書籍です。 ありきたりな感想になってしまいますが、 「まずは選挙に行きましょう」かな・・・。 この人、 議会や族議員のような既得権益や、 そこと癒着…

岸田さん、減税処置??

ちょっとびっくり。 岸田さんの口から「減税」。 ① ↓記事はこちら↓ 経済対策5本柱を発表 「年収の壁」解消や減税措置を検討(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース 関連記事を読むと、あくまでも投資のための減税で、 多分消費税は減税しなさそうですが、…

英検準1級×S-CBT

今回、英検準1級に合格した生徒(1名だけですが)はS-CBT受験での合格です。 で、年3回の受験とは少し違うと感じた点があるので、参考までに記事にしてみます。 (あくまでも1名のデータになりますので、憶測の域を出ないですし、 その憶測も汎用性があるかも疑…

『英文標準問題精講新装改訂版 [ 原仙作 ]』

この英文標準問題精講、 旺文社から出ている黄色い表紙の英文解釈系の参考書です。 (基礎英文標準問題精講の上位版です。ちなみに、基礎英文標準問題精講は「基礎」と 銘打っていますが、レベル的には千葉大レベルに対して貯金がくるレベルです。 基礎という…

『検証 ナチスは「良いこと」もしたのか? (岩波ブックレット)』

比較的最近、岩波から出版された書籍です。 このブックレットシリーズ、薄い上に読みやすく、岩波という性質上、 アカデミック性もきちんと担保されています。 学生時代と違って現在は何かと忙しいので、 社会問題をある程度の深さで理解するために、 私はこ…

『安倍晋三 回顧録』公式副読本-安倍元首相が語らなかった本当のこと

安倍元首相の回顧録の補足版が出ました。 回顧録に載っていた登場人物たちが思い思いに語ったものです。 もちろん、安倍元首相への反論の意図もあったかと思います。 で、私の感想は以下の通り。 ①財務省 この財務省の方、実名ではない。コロナの対応で矢面…

『医学部攻略の英語』(河合出版)

医学部を目指している生徒がいるのでこの問題集を全て解きました。 で、医学部を目指すなら、国公立に関しては「医学部用の問題集をやる必要はない」 という結論に達しました(笑)。 私立の場合、総合大学の中に医学部ならまだしも、 医科大の問題は正直コン…

解散総選挙の前に読んでおきたいもの④

今日はこれ。『反アベノミクスという病(産経セレクト)』。 アベノミクスに反対する人たちは もはや既得権益か、よほどの頭の悪さであるしか考えられません。 数字や実績で反論されても一方的に自分の主義主張を唱えている人たちばかり。 マスコミの論調もい…

解散総選挙の前に読んでおきたいもの③

今日はこれ。 安定の高橋洋一。 入門書として分かりやすいです。 普段はこの著者、巷にあふれている間違っている俗説に 反論していくスタイルを取っていますが、 この著書はどちらかというと、大学の講義のように経済学の概念や基本語彙を 入れていく感じの…

小学校での英語教科化反対

私は小学校で英語を学ばせることに反対派です。 特に、現在の小学校では、英語が教科化されています。 今までのような「慣れ親しむ」から大きく舵を切り、 中学1年生で勉強する量・質をそのまま小学校に引き下げるイメージです。 私が反対なのは以下の理由で…

解散総選挙の前に読んでおきたいもの②

解散総選挙がいつになるかは分かりませんが、 早くて秋と言われています。 で、しばらくシリーズ化して書いていこうかと思います。 (とはいえ、これまで私が書き散らかしてきたものと中身は同じようなものですが) まあ内容としては、リンク先に張り付けた書…

小学生に英語を教える(実体験ベース)

ちゃっかり私、 1人だけ小学生(小6)を担当しています。 英語は中学校からで十分という立場ですが、 習いに来ているのできちんと教えております(笑)。 で、その小学生に英語を教えていると、 小学生らしいと感じることがあります。 よく中学に入ってから英語…

解散総選挙の前に読んでおきたいもの①

パワハラで辞職された市長ですが、 政治家としては、市民目線で非常に改革派の人です。 で、市民ベースの政治について思うところは 維新についてのブログ記事で書いてきたので、 新たに「ヘー」と思ったことを絞って書いてみます。 ①旧民主党の政権交代 あれ…

『教育虐待』(石井光太)

最近ようやく日の目を見るようになった教育虐待。 親ガチャ論争と相まって、親を選べない子がどれだけ苦しいか。 最初に断っておきます。 「親は子を無条件で愛している」という言説はただの幻想です。 で、最近著名人の中で、親からの一方的な押し付けで苦…

『折れない心』(橋下徹)

元大阪市長の橋下さん。 新刊が出ていましたので読みました。 解散総選挙が近いと噂される中、 できる限りの書籍を読んで備えたいものです。 著者も書いている通り、 私もポピュリズムという単語が嫌いです。 ポピュリズムとは大衆迎合主義という意味ですが…

英検準1級の問題集

英検準1級用の問題集がたくさん市販されていますが、 代表的なものを2つ、紹介したいと思います。 ①「英検準1級 リーディング(旺文社)」 よく見かける問題集ではないでしょうか。 3ヶ月~6か月で集中的にやるならこれ。 この問題集、レベルは比較的高めです…

英語が難しいと感じる要因(単語・熟語・文法)②

日本語と英語でズレている箇所を放置すると、 それが積もりに積もって訳が分からないとなってしまいます。 今回は単語のみになりますが、よくあるズレをまとめてみます。 (1)発音・アクセントのズレ 日本語でも違和感なく使われているカタカナの中には、 日…

『円安好況を止めるな!』(高橋洋一著)

高橋洋一の新刊です。 本文と関係ないですが、 日本人で初めてのノーベル経済学賞はこの人に取って欲しいと願っています。 で、本文のダイジェスト ①円安は日本にはプラス 円安はその国のGDPを増加させる。 輸入品が高騰して生活が苦しくなっている部分はあ…

維新の会に期待すること

私は維新の会に投票しています。 閉塞感を感じる中、その閉塞感を打破してくれるはずとの期待からです。 もしかしたらポピュリズムに乗せられているだけというお叱りを受けるかも しれませんが、私にとってはあまり関係のないことです。 政治は誰がやっても…