2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

感染症対人類の世界史

さて、 池上彰&増田ユリヤ共著の『感染症対人類の世界史』(ポプラ新書)を読みました。 医療技術が発達し、 過去に何度もこのようなパンデミックを経験し、その蓄積があるのにも関わらず、 進歩している点と変わらない点があるものです。 こういう時の人間の…

リーマンショック・東日本大震災と比べて③

さて、シリーズ第3弾。 約10年前に比べて、 何かにカテゴライズされて言葉で一括りにする傾向は弱まってきたと感じます。 東日本大震災の時、「被災者」という言葉で物事を一括りにし、 社会の矛盾を覆い隠したという評価は定まっているように思います。 被…

リーマンショック・東日本大震災と比べて②

前回は閉塞感について思っていることを書きましたが、 今回は「消費税」について書きたいと思います。 (消費税についての迷言は、リーマンショックの時よりも、東日本大震災の時の方が酷かったですが・・・) 中学校の公民の授業で、 「好景気の時には景気過…

リーマンショック・東日本大震災と比べて①

私が大学を卒業する頃も、 リーマンショックと東日本大震災で日本社会はどんよりしていました。 けど、こんなこと言うと不謹慎と注意を受けそうですが、 当時と比べると、今は「閉塞感」を感じていません。 (あくまでも「閉塞感」という1点のみに対してです…

~法律雑学②~

さて今回の法律雑学は、前回のものと違ってトリビア的なものではなく、 身の回りに近いものです。 出典:『知らぬは恥だが役に立つ法律知識』(小学館新書) (とはいえ) 【まずはトリビア臭のするものから】 ・朝ごはん条例 青森県のとある町。朝食を食べて生…

池上彰 『伝える力②』

久しぶりに池上彰の『伝える力』シリーズを読みました。 話術もそうですが、 そもそもわかりやすく伝えるには、 自分が扱っている内容について熟知している必要があり、 さらには、相手がどこで理解に躓くかまで俯瞰する必要があります。 この「相手がどこで…

内向型人間のほうが成功する?

内向的な性格の人は生きづらいと言いますし、 私もそのように感じている中の一人です。 そんな人たちに希望の光が見える新刊が発売されました。 趣旨は、 ・「内向型であることを受け入れて次の一手を考えよう」 ・「内向型の人のほうが成功する」 といった…

~法律雑学~

法律関係の素養を身に付けようと、 とりあえずは新書から読み始めている今日この頃です。 (いきなり専門書は敷居が高いです・・・) で、結構面白い法律があるものだと気づきました。 実務には関係なさそうだけど(というか、実務で使う場面が想像できないけど…

ブログの心構え

ブログを始めて約1か月。 半分思い付きと気まぐれで始めました。 当初よりも更新ペースが落ちているので、 やっぱり勢いで始めたようなものです。 さて、それでも思うところは色々あります。 何人の人が自分のブログを見たのか、把握できるのですね。 ちょっ…

法律事務になるにあたって

ふと思い返すと、私が大学を卒業する時も世の中は今のようでした。 リーマンショック、そしてその傷跡から抜け出せていない中での東日本大震災、それに伴う閉塞感や不公平感は、ほとんど現在とオーバーラップします。 法律事務所では金銭に関する事案を主に…

カミュの文学作品『ペスト』

新聞記事をみてびっくり。 コロナウイルスが蔓延し、いつ収束するかわからない中、 フランス文学者カミュの『ペスト』が売れているようです。 書店で売り切れが続出し、出版社も通常の7~8倍の注文を受けているとか。 閉鎖された環境下で伝染病の脅威と闘う…