解散総選挙の前の読んでおきたいシリーズとして、
この書籍、手軽に読めます。
↓リンク先↓
もう迷わない! どの政党に投票すればいいか決められる本 | NPO法人Mielka |本 | 通販 | Amazon
著者はNPO法人でして、
NPOの特性として政治的に中立である必要があるため、
あまり政治色を加えず、事実を列挙している体裁を取っています。
→事実を列挙といっても、最低限のことだけを載せていることと、
図表を使ったりなどの手法が取られているので、あまり無機質な印象は受けません。
ちなみにですが、
政治色を加えていないといっても、
「選挙は行った方がいい」「1票で結果が変わる可能性がある」という問題意識が
根底にあります。
→「1票で結果が変わる可能性がある」というのは、
国政ではほどんどないが、市町村レベルの選挙ではたまにあるそうです。
で、この書籍の面白さは以下の通りです。
私はこの書籍を推奨します。
①現実的
この辺は価値観が入るかもしれませんが、
「ある政党の政策や思想が自分と完全一致することはないので
自分にとって譲れないものが一致していればいいかぐらいの「部分一致」で
割り切ってしまいましょう」
と言っています。
私もそこは同意。所詮政党も人間の集まりなのですから、部分一致くらいに思ってい
ないと話が進まないでしょ。
②野党の監視の仕方
なるほどと思いましたが、
「政策を実現するには与党にならないといけない。野党だから無責任に適当なことを
言っているだけかどうかはチェックしたほうがいい。公約に明らかに実現できそう
にないことが書かれていたら、その政党は要注意」
確かにその通りです。
③政党ごとの立ち位置の図表
後半部分に出てくる箇所ですが、ここだけ目を通すだけでも十分だと思います。
現在投票権は18歳以上の人に与えられているので、場合によっては高3生が選挙可能
ということもありえます。高校時代に政治経済の授業を履修していない高校生でも、
この箇所だけでも目を通すと面白みを感じられるかと思います。
この図表は各テーマについての各政党の立ち位置を表しています。
例えば「夫婦別姓」だったら、
右にNo、左にYesの軸を設け、各政党がどの位置にいるかを視覚化しています。
というわけで、私はこの書籍を推奨いたします。
|