『安倍晋三 回顧録』公式副読本-安倍元首相が語らなかった本当のこと

安倍元首相の回顧録の補足版が出ました。

回顧録に載っていた登場人物たちが思い思いに語ったものです。

もちろん、安倍元首相への反論の意図もあったかと思います。

 

で、私の感想は以下の通り。

 

財務省

 この財務省の方、実名ではない。コロナの対応で矢面に立った厚生労働省

 方は実名なので、財務省の方は実名ではない。これ、言論的にいいのかしら・・・。

 

 当の本人は財務省が一方的に敵として描かれていることに不満を持っています。

 で、アベノミクスが成功したのは増税したからとのこと。

 頭おかしいのでしょうか。

 増税時にはGDPが減った事実をどうお感じなのでしょうか。

 財政規律を心から信じていて、それへの反論書を今までにお読みになったことがない

 のかというほどの内容でした。

 

 また、日本国債の信認が保たれたのは増税があったからとのこと。

 確か財務省、安倍さんが増税を延期しようとしたとき、信用が落ちる的なことを

 言って脅していましたが、延期しても何も起こらなかったはずです。

 

 そのことをどのようにお考えなのでしょうか。

 

②前原議員

 財務省のスタッフはベスト&ブライテスト(つまり有能)とのことですが、

 そんなことはないでしょ。

 

③辻元議員 

 やっぱり立憲民主。中国に全く警戒心を持っていないどころか、

 「安倍さんの中国敵視はいかがなものか」と。

 頭の中、お花畑なのかしら。

 

私も安倍さんの全てを肯定するつもりはありませんが、

経済政策は素晴らしかったと思います。