2020-01-01から1年間の記事一覧

都知事選の投票率に思うこと

都知事選の投票率が前回よりも低いみたいですが、 選挙には行きましょうよ・・・。 香港でなぜあれだけのデモが起こったかといえば、 自分たちの手の届かないところで(意思の反映されないところで)何かを決められること に反対するためです。 政治に不満や閉…

Newsweek日本版 7/7号

7/7号のNewsweek 日本版は、Black Lives Matter 特集でした。 ミネソタ州ミネアポリスは普段は訪れる人が少ない小さな街です。 その街が今は、追悼と集いの場へと変容しているそうです。 警察に殺害された黒人の名を刻んだ墓標も作られているそうです。 News…

色彩心理(黒)

黒はたとえ他の色と混じったとしても、 そう簡単には他の色に染まったりはしません。 たとえ白と混じったとしてもそれだけで黒が白になるわけでもなく、 そこには黒の存在がしっかりと含まれている「灰色」という形になります。 そしてその特性は黒が好きな…

『人生に必要な教養は中学校教科書ですべて身につく』(池上彰、佐藤優)

今の検定教科書って、結構優れています。 ちょっとビックリ。 日々のニュースなど、 専門的な書籍や文献を読まないとならないと身構えなくても、 意外と身近なところに解決策が転がっていました。 人生に必要な教養は中学校教科書ですべて身につく 12社54冊…

『教育現場は困ってる』(平凡社新書)

【小学校英語についての反論】 私は深く賛同します。 小学校5年生6年生は英語の授業が必修化されています。 小学生にアンケートで英語の授業の感想を聞いたところ、 半分以上が面白いと答えたそうです。 けれども授業の内容は、ほとんどがゲームみたいなもの…

『冠詞のトリセツ』(小倉弘)

冠詞の使い方は日本人学習者にとって 鬼門と言われます。 日本語は数や個数を厳密に区別しないため、 感覚的に習得するのは困難です。 冠詞に加え、複数・単数が絡むとほぼお手上げ、みたいな状態です。 で、 英語の指導者の中には、 迷ったらとりあえず the…

恵比寿ガーデンプレイス

『「他者」の起源』(トニ・モリスン)

著者はトニ・モリスン。 アフリカ系アメリカ人で初めてノーベル文学賞を取った人です。 「人種」という用語は 本来は生物の種類を指す用語で それ以上でもそれ以下でもないはずなのに、 アメリカで人種というと 黒人問題が自動的に浮かび上がってきて政治的…

映画 『ヘルプー心がつなぐストーリー』

舞台は公民権運動期のミシシッピ州。 ある一人の白人女性の編集者が 黒人メイドの証言を書籍化。 証言するメイドも報復を恐れて最初は口を閉じていたけど、 公民権運動の機運が高まる中、 自分たちの身の上を表に出すためにその重い口を開き始める。 当事者…

『外国語上達法』(千野栄一)

著者は東京外国語大学の名誉教授となった言語学者なのですが、 それにも関わらず、語学が苦手だと語り始めます。 大学受験や会社で映画が必要なので再勉強している人にも、 有益なことが書いてあると思います。 ①「忘れることを恐れない」&「目標と目的」 …

『知らないと恥をかく世界の大問題11』(池上彰)

備忘録なので特にコメントはないですm(__)m 知らないと恥をかく世界の大問題11 グローバリズムのその先 (角川新書) [ 池上 彰 ] 楽天で購入

ハリエット(映画)

映画館が解禁になったので行ってきました。 米ドル新紙幣に採用されたアフリカ系アメリカ人の物語。 奴隷として生まれたけで、 北部に逃亡し、その後は南部奴隷を北部に逃がす職務についた黒人女性の物語です。 harriet-movie.jp

報道か人命か

ミネアポリスで白人警官に黒人が殺害された事件に衝撃を受けてますが、 もう一つ、思うことがあります。 この動画を撮影したのは高校3年生の黒人女学生ですが、 その生徒のアカウントに、 「撮影する暇があるならなぜ助けなかった」といった類の誹謗中傷が殺…

『私の早慶大合格作戦2020年度版』(エール出版)

懐かしい高校時代を振り返る意味も込めて。 私の早慶大合格作戦 2020年版 (大学合格作戦シリーズ) [ エール出版社 ] 楽天で購入

『日本はこれからどうするべきか』(高橋洋一)

ただの商品紹介になってしまいますが。

Hidden Figures(邦題:ドリーム)

時は1961年、アメリカとソ連が宇宙開発競争でしのぎを削っており、 NASAで3人の優秀な黒人女性が働いていましたが、 結構な理不尽に会います。 NASAの歴史的偉業を支えた黒人女性の奮闘記です。 ドリーム【Blu-ray】 [ タラジ・P.ヘンソン ] 楽天で購入

『貧困と怒りのアメリカ南部』(彩流社)

今日一日のほぼすべてを費やし、 『貧困と怒りのアメリカ南部』(彩流社)を 読みました。 (大型の書籍で405ページなので、軽く8hかかりましたが) この書籍は、公民権運動を象徴的な3つのイメージを、次のように覆してくれます。 公民権運動は「キング牧師が中…

丸善日本橋

緊急事態宣言が解除され、あちこちの書店を巡る。上は丸善日本橋。

『12 years a slave(邦題:それでも夜は明ける)』

アメリカで白人警官が黒人市民を死亡させた事件、 それに伴う暴動など、 久しぶりに黒人史を振り返っています。 南北戦争前の奴隷制を扱った映画に、 『12 years a slave (邦題:それでも夜は明ける)』があります。 知り合いの方に紹介されて見てみました。 …

マルコムX

卒論を引っ張り出していたらすっかり読みふけってしまいました。 私は黒人史を専攻していました。 で、卒論のテーマはマルコムX。 (公民権運動の主流派だったキング牧師ではなく、ちょっと主流を離れた人物) この人、誤解されることが多く、 「常に白人を目…

ジュンク堂&三省堂書店

緊急事態宣言が解除され、久しぶりの書店。やっぱり書店はアマゾンではなく店舗でしょ。

『内向型人間が無理せず幸せになる唯一の方法』(講談社+α文庫)

原著は洋書ですので、本書は翻訳版になります。 アメリカでミリオンセラーとのことで、意外な感じです。 アメリカ人の2人に1人、あるいは3人に1人は内向型人間であるという事実は、 陽気で押しが強いというイメージがいかに日常生活に刷り込まれているかを示…

丸善(丸の内)

久しぶりに丸の内の丸善に足を運びました。東京は緊急事態宣言がまだ解除されてませんが、先月よりは人がパラパラとしています。少し開放感を感じています。

英語の学習法

多分シリーズ化すると思います笑。 英語を学習するにあたり、 「4技能を伸ばす」という世の中の流れになっていますが、 4つの技能で一番重要なのは、絶対に「読む力」です。訳読法に対する忌避感からか、読む力が軽視されている風潮があると感じます。 バラ…

リーマンショック・東日本大震災と比べて④

正確に言うと、 5年~10年前と比べて、といった方が正確ですが。 検察官定年延長法案がニュースに上がっていますが、 正直、世の中は変わってきていると体感しています。 こういう法案に対する反対意見を 俳優や芸能人が声にすることはあまりなかったと思いま…

慶應文学部生の特徴

社会人になってから「慶應」という大学で括られることが多いですが、 学部ごとの特徴に目をやる機会はあまりなかったです。 久しぶりに、学部や自分が勉強したことに関して振り返ることになりました。 慶應の文学部生の特徴として、 ・基本的には学問をやり…

FACTを基に日本を正しく読み解く方法(高橋洋一)

とりあえず、 書籍を紹介するだけになりますm(__)m。 (感想文が思いつかない・・・。) FACTを基に日本を正しく読み解く方法 (扶桑社新書) [ 高橋 洋一 ]価格:902円(税込、送料無料) (2020/5/2時点) 楽天で購入

職業としての英語(通訳編)

急に書きたくなったので、 懐かしさも込めて書きます。 英語と日本語のニュアンスの差(文化の差?)は、 学習者の立場からすると勉強になりますが、 実際の通訳の現場ではどうでしょうか。 訳し方一つで外交問題になったケースもあります。 ・1969年の佐藤・…

感染症対人類の世界史

さて、 池上彰&増田ユリヤ共著の『感染症対人類の世界史』(ポプラ新書)を読みました。 医療技術が発達し、 過去に何度もこのようなパンデミックを経験し、その蓄積があるのにも関わらず、 進歩している点と変わらない点があるものです。 こういう時の人間の…

リーマンショック・東日本大震災と比べて③

さて、シリーズ第3弾。 約10年前に比べて、 何かにカテゴライズされて言葉で一括りにする傾向は弱まってきたと感じます。 東日本大震災の時、「被災者」という言葉で物事を一括りにし、 社会の矛盾を覆い隠したという評価は定まっているように思います。 被…