都知事選の投票率に思うこと

都知事選の投票率が前回よりも低いみたいですが、

選挙には行きましょうよ・・・。

 

香港でなぜあれだけのデモが起こったかといえば、

自分たちの手の届かないところで(意思の反映されないところで)何かを決められること

に反対するためです。

 

政治に不満や閉塞感、あるいは不安を感じているなら、

まずは選挙に行かないと・・・。

選挙権がどれだけ価値のあるものか。香港を見ていてありがたみを感じます。

 

ツイッターハッシュタグで法案がひっくり返るんだから、

国民全員が本気で選挙に行ったら、それこそ何かが変わるだろうに・・・。

ドンピシャの候補者がおらず、

消去法的な投票でもかまわないと思っています。

 

ブラジルでは選挙に行くことが法律で義務付けられていて、

行かないと罰金が取られます。

そのため投票率は (確か) 95%前後ですが、出口調査で誰に投票したのかを聞くと、

「覚えてない」という答えが高い頻度で返ってくるそうです。

罰金を取られないために行っているからで、身が入っていないのです。

無理やり行かせればいいということでもないんですよね・・・。

 

今回の都知事選、候補者が最多でしたが、

それぞれの候補者を調べる煩雑さと香港のような息苦しさ。

この2者択一なら、私は前者を取ります。