2020-01-01から1年間の記事一覧

リーマンショック・東日本大震災と比べて②

前回は閉塞感について思っていることを書きましたが、 今回は「消費税」について書きたいと思います。 (消費税についての迷言は、リーマンショックの時よりも、東日本大震災の時の方が酷かったですが・・・) 中学校の公民の授業で、 「好景気の時には景気過…

リーマンショック・東日本大震災と比べて①

私が大学を卒業する頃も、 リーマンショックと東日本大震災で日本社会はどんよりしていました。 けど、こんなこと言うと不謹慎と注意を受けそうですが、 当時と比べると、今は「閉塞感」を感じていません。 (あくまでも「閉塞感」という1点のみに対してです…

~法律雑学②~

さて今回の法律雑学は、前回のものと違ってトリビア的なものではなく、 身の回りに近いものです。 出典:『知らぬは恥だが役に立つ法律知識』(小学館新書) (とはいえ) 【まずはトリビア臭のするものから】 ・朝ごはん条例 青森県のとある町。朝食を食べて生…

池上彰 『伝える力②』

久しぶりに池上彰の『伝える力』シリーズを読みました。 話術もそうですが、 そもそもわかりやすく伝えるには、 自分が扱っている内容について熟知している必要があり、 さらには、相手がどこで理解に躓くかまで俯瞰する必要があります。 この「相手がどこで…

内向型人間のほうが成功する?

内向的な性格の人は生きづらいと言いますし、 私もそのように感じている中の一人です。 そんな人たちに希望の光が見える新刊が発売されました。 趣旨は、 ・「内向型であることを受け入れて次の一手を考えよう」 ・「内向型の人のほうが成功する」 といった…

~法律雑学~

法律関係の素養を身に付けようと、 とりあえずは新書から読み始めている今日この頃です。 (いきなり専門書は敷居が高いです・・・) で、結構面白い法律があるものだと気づきました。 実務には関係なさそうだけど(というか、実務で使う場面が想像できないけど…

ブログの心構え

ブログを始めて約1か月。 半分思い付きと気まぐれで始めました。 当初よりも更新ペースが落ちているので、 やっぱり勢いで始めたようなものです。 さて、それでも思うところは色々あります。 何人の人が自分のブログを見たのか、把握できるのですね。 ちょっ…

法律事務になるにあたって

ふと思い返すと、私が大学を卒業する時も世の中は今のようでした。 リーマンショック、そしてその傷跡から抜け出せていない中での東日本大震災、それに伴う閉塞感や不公平感は、ほとんど現在とオーバーラップします。 法律事務所では金銭に関する事案を主に…

カミュの文学作品『ペスト』

新聞記事をみてびっくり。 コロナウイルスが蔓延し、いつ収束するかわからない中、 フランス文学者カミュの『ペスト』が売れているようです。 書店で売り切れが続出し、出版社も通常の7~8倍の注文を受けているとか。 閉鎖された環境下で伝染病の脅威と闘う…

「わかりやすさ」を鍛えるには?

会社勤めをしていると、どうしても相手を説得しないといけない場面も出てきます。 営業が得意不得意かに関係なく、 また、会社がBtoBかBtoCかに関係なく、 わかりやすさは必ず必要になります。 とりあえず、 わかりやすさを鍛えるにはどうすればいいか、考察…

英語の学習書ランキング

私がお勧めしたい英語の参考書を3冊について、感想を書いてみます。 大学受験にとどまらず、 英語を勉強しなおそうとしている大学生や社会人の方にも有用なものだと信じながら・・・。 ちなみにこの3冊の目標は、 リーディングの力を向上させることでです。…

人文科学の存在意義とは?

前回は「文学部の存在意義」というテーマで徒然なるままに書いてみました。 ただ、よくよく考えると文学部=人文科学なので、 今回は「人文科学の存在意義」としてみたいと思います。 大学の社会科学系の学部でも、 選択科目で人文系の授業を取ることが義務…

機械翻訳は人間に取って代わるか?

この問いは必然的に翻訳業界が直面していますが、 私の答えは「ジャンルによる」、となります。 自然科学分野は機械翻訳の影響が大きいです。 「時代・場所を問わず、同じ現象が観察される」のが自然科学(←私の理解の仕方がこう)。同じ現象が観察される以…

文学部の存在意義って?

文学部の存在意義に注意が向かうのは、 私が文学部卒業であるからというのもありますし、 前職が予備校だったため、文学部に送り出した生徒もいたからでしょう。 文学部の存在意義や社会での位置づけを、ふとした時に振り返ることがあります。 先日、目に留…

合格おめでとう!

国立大学後期の発表があり、 結果次第で進路が大きく変わる人もいるのではないでしょうか。 まずは合格、おめでとうございます。 良くも悪くも、人間は自分の見聞きした範囲でしかものを判断できないものだと思います。一人の人間が経験できることなど、無数…