色彩心理(黒)

黒はたとえ他の色と混じったとしても、

そう簡単には他の色に染まったりはしません。

たとえ白と混じったとしてもそれだけで黒が白になるわけでもなく、

そこには黒の存在がしっかりと含まれている「灰色」という形になります。

そしてその特性は黒が好きな人の内面にも表れていることが多く、

黒が好きな人の中には比較的「我が強い人」がたくさんいるのです。

 

たとえ周りと考えが合わなかったとしても、

自分を変えてまで周りと仲良くしようとは思わない。

他人と合わないのであれば、わざわざ気を遣ってまで一緒にいようとは思わない。

アレコレ人間関係に振りまわされた挙句、

現代のストレスや疲労ばかり抱えながら生活している人を見ていると、

黒が好きな人の我の強さや頑固さというものは現代社会の中ではある意味メリットにな

るのではないでしょうか。

黒が好きな人の我の強さ

黒が好きな人はそう簡単に周りの色に染まったりはしません。

世間の同調圧力や常識というものを毛嫌いし、自分が信じた道を突き進む。

黒が好きな人にはそんな印象を受けることがよくあります。

 

現代では誰もがストレスや疲労を感じながら生活しており、

仕事や友人や恋人に振り回されて精神的にも疲弊してしまい、

もはや自分は何のために働いているのか、

どうして生きているのかがわからなくなっている人が大勢います。

 

人との交流が容易になった現代だからこそ、

人との付き合い方はしっかりと考えなくてはいけないものであり、

そこをおろそかにしてしまうとあっという間にストレスにまみれてしまうことでしょう。

その点、黒が好きな人の我の強さは現代社会のストレスには非常に強く、

無駄な人間関係に振り回されずに自分の信念に従いながら生きるので、

その我の強さは非常に多くのメリットをもたらすことになります。

黒が好きな人にはどこかマイナスなイメージを抱く人が多いですが、

現代では黒が好きな人の内面こそ、

見習うべきことが多く存在するのではないでしょうか。