マルコムX

卒論を引っ張り出していたらすっかり読みふけってしまいました。

 

私は黒人史を専攻していました。

で、卒論のテーマはマルコムX

(公民権運動の主流派だったキング牧師ではなく、ちょっと主流を離れた人物)

 

この人、誤解されることが多く、

「常に白人を目の敵にしていて人種面で排他的だった」というイメージで語られること

が多いですが、実はそんなこともなく、あることを境に白人とも協調する姿勢を見せています。

 

私が卒論で強調したかったのはそれ。

メッカに巡礼した前後では、別人かというくらいマルコムXは思想が変化しています。

 

この人、結構奥の深い人なので、

新書レベルの書籍はいくらでも出版されているので読んでほしい人物です!