会社勤めをしていると、どうしても相手を説得しないといけない場面も出てきます。
営業が得意不得意かに関係なく、
また、会社がBtoBかBtoCかに関係なく、
わかりやすさは必ず必要になります。
とりあえず、
わかりやすさを鍛えるにはどうすればいいか、考察してみたいと思います。
答えは明瞭で、「語彙力があるかどうか」の一言に尽きるでしょう。
語彙力が少ない=思考パターンが少ない、という図式はよく目にします。
知っているボキャブラリーが多ければ多いほど、
色々な角度から思考できることを意味します。
言われてみれば当たり前のことだと感じます。
何が相手の理解を妨げているかに思いを及ばせるのも、
ある種の思考です。
相手に合わせるためには、知っている言葉の数がモノをいいます。
最近、池上彰をはじめとする教養ブームが盛んなのもこのためでしょう。
具体的な方法としては、
・濫読する
・文理融合(←池上彰の問題意識のひとつ)
ありきたりですが、このようなところでしょうか。
特に真新しい発見があるわけではありませんが、
案外、このわかりやすさというのがAIに対抗する切り札になります。
AIはインプットされたことを排出することには長けていますが、
相手に合わせて何を排出すればいいのかは判断できないものです。
であるなら、
語彙力は人間性を豊かにしますし、
それはこれからの時代に決定的に必要な代物であると認識しています。