私がお勧めしたい英語の参考書を3冊について、感想を書いてみます。
大学受験にとどまらず、
英語を勉強しなおそうとしている大学生や社会人の方にも有用なものだと信じながら・・・。
ちなみにこの３冊の目標は、
リーディングの力を向上させることでです。
(残りの３技能はまたの機に)
①「思考力をみがく 英文精読講義」(著者：薬袋 善郎)
この著者は駿台で講師をしていた方です。
私は薬袋善郎の方が好きです。
深い思索をする著書で、思い込みやこじつけなどではない本物の思考力。
熟読して血肉にすれば、一段高い景色が見えると思います。
②「英文法の鬼100則」(著者：時吉 秀弥)
最近発売されて非常に売れています。
近年の日本では英文法を忌避する動きが大きく、
コミュニケーションと称してスピーキングとリスニングの流れにシフトしていますが、
このような文法説明の書籍が売れていることを考えると、
外国語学習には理屈が必要なのだと改めて感じます。
(世間もそのことに気づき始めた？)
③「サバイバル英文読解」(著者：関 正生)
こちらは一般書(新書)です。
英語学習には普遍的なやり方があるという筆者の問題意識。
そのためにあえて新書という形で出版。
筆者の問題意識に私は賛同します。
私の英語は純ジャパなのでこのような訳読式の学習法が合っているのだと思いますが、
大半の日本人は(←ほとんどの日本人といっても過言ではないですよね？)、
中学生から初めて「外国語」として習うわけなので(最近は小学生からですが)、
このような訳読式の勉強になるはずです。
またの機にライティン力向上に資する(であろう)参考書をまとめたいと思います～。
しばしお待ちを。
