ウクライナ侵攻になぜか理解を示す人たち

ロシアがウクライナに進行して半年以上経ちました。

その間、世界各国で非難決議がなされていますが、

日本では一定数、ロシアを擁護する政治家がいます。

 

思想の自由がありますのでもちろんそれも自由ですが、

少々、理解に苦しむ場面も見受けられます。

 

ロシアではなくむしろウクライナを非難する人たちがどういう思考回路をしているの

か、正直、意味が分かりません。

 

維新の会の鈴木宗男を私は批判したい。

 

最近の鈴木宗男に関する記事で、

太平洋戦争時の日本になぞらえて、「無理に戦争を続けて長引かせたせいで東京大空

襲や原爆投下につながった。もっと早く降伏していればそのような大惨事は避けられた

はずだ」というような主張があったそうな。

 

コメントするのもバカバカしいですが、一応、反論しておきます。

太平洋戦争は日本から仕掛けたものです。

で、ウクライナは正当な理由なく、国家の主権を蹂躙されている立場です。

勝手に侵攻してきた相手に降伏するのは、主権の放棄以外の何物でもありません。

 

180度、立場が異なります。

 

仮に中国や韓国が日本に攻め込んできた時、そのような政治家は、

中国や韓国に無条件降伏するのですか?

勝手に攻め込んできた相手に無条件降伏したら、

それこそ、講和条約は相手に話を持って行かれます。

 

そのことを理解した上でロシアを擁護しているのでしょうか。

 

強いてそのような政治家を好意的に解釈するなら、

『非難一色に染まる中、「冷静である自分」「同調圧力に屈せず、一歩引いたところか

 ら観察できる自分」的な姿を世に示したい』くらいしかないでしょう。

 

本気でロシアを擁護しているなら、本当のアホです。

旧民主党の鳩山さんも、「ウクライナが虐殺をしている」という真偽不明の話を

ツイッターに上げて批判されていました。

 

どうしてこういうわけの分からない人が存在するのか。

その人たちの思考回路を調べてみたい。

 

何度も言いますが、ロシアに正当性はありません。

国際法や主権を完全に無視した暴挙にしか過ぎません。