民間企業は働くことが社会貢献

社会貢献という言葉が抽象的過ぎて、

あまりピンとこない今日この頃です。

 

新卒の大学生が社会貢献をしたいと口にすることがありますが、

労働者の立場からすれば、働くだけで社会貢献ではないかと思います。

 

ソーラーパネルを扱っている会社に勤めるなどする場合は除いて、

それ以外の多数の人は、普通の業界(?)に勤めています。

 

で、会社は個人の集積体ですが、その会社は法人税を支払っています。

その法人税は政府の収入となり、色々な用途に使われます。

 

正直、それだけでも社会に貢献していると言えるのではないでしょうか。

心底そう思います。

 

寄付などの手段ももちろん社会貢献ですが、

民間企業は慈善活動ではありません。

 

社会貢献をあたかも無償で尽くすかのような姿を想像しているのなら、

それは絶対に間違っています。

 

奴隷ではないですし、

そもそも、資本主義は利益を出して回るものです。

 

日本には反資本主義の亡霊のような人たちが多く残存しています。

ブラック労働などは法律で取り締まればいいです。

 

あるいは逆説的ですが、

景気回復や経済成長はブラック企業対策になるのではないでしょうか。

景気が良ければ転職がしやすいです。

もし自分の会社に不満があるならば、次のところに転職すればいいだけです。

景気が良ければそうしやすいです。

経営側は労働者の離職を防ぐために、労働環境を改善しようとするインセンティブ

働くはずです。

 

景気が回復すれば、

労働者としての権利を得るという副産物も付いてくるはずです。

 

労働者が主権を持って働いた結果が会社の繁栄であり、

それが法人税という形になって現れます。

 

ですので、法人税を支払えるというのは、

その会社が自社の労働者と社会の両方にプラスに作用している結果であり、

その意味では、立派な社会貢献です。

 

何も奴隷みたいに無償で何かをする必要はないはずです。

ボランティア活動など、なりたい人がやればいいのです。

全員がそうする必要はありません。

 

普通に会社勤めで働いて生きているだけで、立派な社会貢献です。

 

一労働者として本気で言っています。

何も崇高なことをする必要はありません。

 

普通に働くだけでいいのです。

普段の業務や仕事以外に何かをせねばらないと感じるから、

圧迫感のような重荷を感じるのです。

 

繰り返しますが、

労働をして法人税を納めるだけで立派な社会貢献です。

普通に生きるだけで十分なのです。