ジェンダー格差(男性編)

女性への不当な扱いについて

声が上がることが増えてきていますが、

このテーマ、

女性だけではなく、男性も自分たちの生き方を見直す機会にもなるかと思います。

 

こういうテーマって、

男性が主張している場合でも、

「女性の権利」「機会平等」「基本的人権」などの抽象的なワードで語られますが、

男性ももっと卑近なところで考えてればいいのにと思います。

 

社会的に固定化した男性のプレッシャーいえば、

「経済的に家族を養わなければならない」、

あるいは「企業戦士」と呼ばれるような仕事関連のことが大きいかと思います。

 

コロナの影響で経済的ストレスからのDVが増えたと

よく記事を目にしますが、

女性が社会で男性と同じように働くことが普通であれば、

おそらくはこのようなDV(あるいは自殺)も減るのではないでしょうか。

 

また、パワハラ上司に捕まり、

精神的に追い詰められている場合でも

男性こそが一家の大黒柱という固定観念が薄れれば、

転職・退職は今よりも容易になるでしょうに・・・。

(女性が働いていれば、男性が退職した時でも、その家庭に与える経済的ショックは

 大分和らぐはず・・・) 

 

誰か私のことを扶養してと言っているわけではないですが(笑)、

女性のジェンダー格差を語る男性も、

理念的に述べるのではなく実生活からその問題を発すれば、

ジェンダーは男性自身も解放するものとなるのではないでしょうか。