ウクライナ情勢×日常生活(in Japan)

<エネルギー価格上昇>

 価格上昇分は政府が補助すべきです。

 民間企業では賄いきれない部分を政府が担うのが本来の役割のはずです。

 総理大臣が国民にお願いするのではなく、政府主導で補正予算を組むべきです。

 この際、消費税を減税したら一律全員に恩恵が行きます。

 

 困窮世帯に10万円を給付するような動きがでてきました。

 その理由の一つにエネルギー価格上昇が入っていましたが、

 エネルギー価格上昇のあおりを受けるのは日本人全体です。

 困窮世帯への給付は個々の置かれている状況へのフォローのはず。

 全員が被る害をその理由にすべきではないです。

 

 10万円は全員に配布し、困窮者には別途、支援策を講じるべきです。

 なんだかけち臭い。年金受給者に5千円案もイミフだった。

 

<政治家の総資産>

 今日の信濃毎日新聞の夕刊に政治家の総資産が載っていました(全員分は流石に紙面の

 関係上載ってはいませんでしたが、平均値とトップの何人かは載っていました)。

 一位は麻生太郎。確か6億円ぐらい。

 だからなのでしょうか。この人が庶民と感覚があまりにズレていて、

 頓珍漢なことばかり発言するのって。

田舎暮らし(in 長野)

長野に住み始めてから2回目の冬を越し、いよいよ春になりました。

以前のブログ記事で、「地獄の田舎暮らし」という書籍をリンクとして張りましたが、

今回のこの記事では、私の長野での暮らしについて、

ドキュメンタリーチックに書いてみたいと思います(笑)。

 

水道光熱費

 すんごい掛かります。冬の最高気温が0℃なので、

 まずは氷を解かすところから始まる感じです。

 また、暖房だけでは暖かさが足りないので、別途、電気ストーブが必要になります。

 電気代もかさみます。

②娯楽

 長野駅前といえど、ほぼ娯楽的な場所はないです。

 映画館が駅から徒歩20分くらいのところにありますが、東京の映画館に比べれば、

 大分こじんまりしています。

 どこかに出かけるには車が必須で、もしも私が車を持っていたならば、

 維持費ものしかかってきたことでしょう←私は車は持っておらず。

 私はテーマパークで遊ぶタイプではなく、1日中読書しているタイプなので、

 長野駅周辺で満足はしています。

 書店はあるし、スタバやタリーズなどのカフェもあるし。

③人間関係

 うまくフィットすれば天国、そうでなければ地獄の真っ二つ。

 中間がありません。私はうまくフィットしたので、

 このまま長野に定住する予定です。

④気候

 寒暖差が大きく、体には堪えます。

 季節の変わり目には、1日の最高気温と最低気温の差が15℃~20℃。

 また、朝晩の服装と昼間の服装が一致しにくいため、どちらかの時間帯は不便になり

 ます。

⑤飲食

 長野駅にスーパーがあり、閉店間際にはお惣菜が半額になります。

 また、お寿司なども半額になっています。

 ドン・キホーテもあり、カップラーメンなどの間食用の食べ物も安く手に入ります。

 カップラーメンが一番安くて1個60円です(量も普通)。

 500円あれば結構いい食事になります。

 (ただし、いくら安くいいものを食べても、浮いた費用は水道光熱費で消えます)

マイナンバーポイント

 この記事を書いたのは1年前くらいで、この⑥の項目は2023年2月に加筆したものにな

 ります。

 マイナンバーは元々作っていましたが、保険証と連動・公金の受け取り機能を付与

 し、その得点であるポイント(15,000円分。その内5,000円が加算されて合計20,000円

 になる予定)をもらいました。

 

 ポイントはnanacoカードに付けました。nanacoと言えばセブンイレブン

 nanacoで支払えばポイントが付きます(Tカードみたいに)。

 しかもセブンイレブン、賞味期限が近付いてきた食品に「ポイント5%」のシールが

 張ってあることがあります。それを買うとポイントが10倍(普段は200円で1ポイン

 トなので0.5%)。

 

 食品ロスを減らせる上、ポイントが10倍。5%ポイントが付くので、商品を実質的に

 消費税5%で購入していることになります(元々のポイントはマイナ特典でもらったも

 の。元手はゼロ)。

 

 マイナポイントをどこに付与しようかと思案し、5%特典もあるのでnanacoにしまし

 た。気分は上々。環境にもいいし経済にもいい。まさに一石二鳥。

 

 今年は電気料金が上がっているので、何だかんだでプラマイゼロになりそうな

 気がしますが(笑)。

 

こんな感じでしょうか。私のリアルライフです(笑)。


 

『自由と成長の経済学』

日本では「脱経済成長」やら「反資本主義」が知性の象徴みたいな空気がありますが、

いかにトンチンカンな言説か、論拠を持って反論を試みている書籍です。

私はこういうのを待っていました。

 

①脱成長&反資本主義

 GDPが毎年一定なら、自分が利益を出したら、誰かが損失を出しています。

 いわゆるゼロサムゲームみたいな世界です。

 成長しているからこそ、自分が利益を出しても、相手に損失を与えずに済む。

 脱経済成長論者は、このことを認識しているのでしょうか。

②環境問題

 脱成長論者は1970年代~1980年代の暮らしを理想とし、慎ましい生活をすべきだとす

 るが、いかにアホらしいことか。また、環境問題を解決するにも、資本主義を脱する

 必要があると。

 1970年代は日本では公害に苦しんでいた時代です。その時代に時計の針を戻せと言う

 のでしょうか。あるいは、自動車会社の技術革新で燃費の良い製品が登場している

 が、そのことはむしろ環境問題には良いことではないのか。

 燃費の悪い車が排気ガスを大量に出していた時代に戻ることが環境問題解決への

 方策なのだろうか。事実を全く見ていないとしかいいようがない。

③格差

 格差は広がっているように見えるが、成長のスピードに違いが生じていて、

 格差が広がっているように見えるだけ。絶対値としては途上国も成長している。

 成長を否定するのではなく、成長のスピードが低い国に支援するなどして、成長のス

 ピードを上げる方が方法としてはいい。

社会主義共産主義

 社会主義共産主義を標榜している国は、北朝鮮ベラルーシソ連のような独裁体

 制。そのような国には政治的な自由も学問的な自由もない。

 そもそも、反資本主義の内容を世間に発表できるのも、資本主義の国にいるからであ

 ることを、反資本主義の論陣を張る人たちはわかっていない。

 資本主義を取っている日本で反資本主義の論陣をはるのはいわゆる反体制ということ

 になり、北朝鮮ソ連では、そのような分子は粛清される。そのことにどこまで認識

 が及んでいるか。

 

ざっとダイジェストしてみました。本当にその通りだと思います。

ご自身は1970年代の暮らしをすることなく、現代を謳歌し、身の安全が保障されている

中で、社会主義を叫ぶのは、よほどふざけているようにしか見えません。


 

池上彰×経済

池上彰の『20歳の自分に教えたいお金のきほん』という新刊が出ました。

で、率直に言って、池上彰は分かりやすく解説してくれ、

時事を追いかけるには最適ですが、

経済に関することはちょっとズレていると感じます。

(←断言してしまいます)

 

①円安と円高、どちらが日本経済にいいのか。

 池上彰いわく、立場によって違うと。

 消費者にとっては円高、輸出業者にとっては円安にメリットがある。

 ただし、民主党政権の時の円高時代、日本経済はデフレでした。

 アベノミクスが始まってから円安に傾き、

 景気は曲りなりにも回復の兆しはありました。

 それは我々が体感するところであり、大学生の内定率にも出ています。

 円安の方がいいのは体感値の通りです。

②消費税はあげるべきか

 池上彰いわく、あげるべき。

 税率を上げなくても景気が良くなれば政府の税収は上がります。

 また、現実に上がっています。

 そのことに関して、あまり認識がないようです。

③経済学には数学が必要

 私の大学時代には、経済学は数式でもって勉強していましたが、

 池上彰の大学時代にはマルクス経済学が主流でした。

 マルクス経済学は数学が全く必要なく、

 正直、マルクスの思想を勉強するだけの精神論じみたものです。

 池上彰の経済に対する認識が精神論がかってしまうのも、この辺りに一因があるかと

 思います(直近の書籍で「今こそ社会主義」的なことを言っていましたし)。

 社会主義を取っている国は大方潰れていますので、資本主義の方がまだマシです。

 あくまでもマシなだけです。完璧なシステムではないのは承知の上です。

 

というわけで、

経済学に関しては、高橋洋一を押します(←経済学は、です。政治学などの他の分野はあ

まり押しませんが)


 

英検準1級リスニング

【準1級リスニング】

本来は一語一句聞き取って正解するのが理想だけど、テストである以上、テストとしての対策を取ることも必要になってくるので、以下、攻略法をまとめてみます。ご一読ください。 

 

<どんな問題が出るか>

以下の3つの大問。 

【大問1】会話の内容一致選択:12問
【大問2】文の内容一致選択:12問
【大問3】Real-Life形式の内容一致選択 :5問

 

<対策>

選択肢を先読みする(大問1・2は内容の予想、大問3は条件のチェック)。

英検準1級リスニング最初のポイントは選択肢の先読み。

英検準1級では、まず筆記試験(リーディング・ライティング)が行われ、筆記試験の終了時間がくると自動的にリスニング試験に進みます。

しかし、問題冊子は筆記試験もリスニング試験も全て1冊にまとまっているので、可能なら先に読んでおいた方がいいです(筆記試験で時間を余らせるのは至難の業ですが)。

で、準1級リスニングの先読みですが、大問1・2と大問3では先読みするポイントが異なります。

まず、大問1・2の先読みのポイントからお伝えします。

大問1・2の場合、本文の内容を多少、予想してしまったほうが楽です

実際の過去問をたたき台にしてみます。

以下の選択肢を見てください。こちらは大問1の選択肢になります。

 

ここから、本文と質問の内容を予想します。

これらの選択肢から、どういった本文が出題されそうか、予想できますでしょうか?

選択肢の内容や、”breakup(破局)”といった単語から、カップルが別れた話であることが予想できます。

また、登場人物にも注目しておきましょう。”Sally(女性)”、”Bill(男性)”、”Mario(男性)”と、選択肢には3名の名前があります。性別も含めて、確認しておいたほうが話の内容を追いやすくなります。

大問2の先読みも同様です選択肢を見てみましょう。

 

大問2では、両方の質問の選択肢を見て本文の内容を予想しましょう。

“metal”, “copper”, “tin”, “iron”といった材料名や、”mine”という単語から、材料の特徴や、採掘方法を含むナレーションであることが予想できます。

また、No.16の選択肢に”Many people moved to Mesopotamia.(多くの人がメソポタミアに移った)”があることから、歴史的過去の話であることが予想できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

大問3の場合、「条件を確認し、下線を引いておく」こととよい。

下の選択肢を見てください。

 

この中から、音声を聞く際のポイントとなる条件をチェックしておきます。

以下の赤字の部分です。

Situation: You need to find an apartment by the end of this month. You want a private parking a lot. A real estate agent leaves the following voice mail.状況:あなたは今月の終わりまでにアパートを見つける必要があります。あなたは個人用の駐車場が欲しいと思っています。不動産業者が次の留守電を残しました。)

つまり、この問題では、

今月の終わりまでにアパートが必要
個人用の駐車場が必要

この2点の条件を意識して音声を聞くことが重要なのです。

大問3では条件に合わない選択肢が必ず含まれています。

例えば、今回の問題であれば、「個人用の駐車場はあるが、今月の終わりまでには借りれないアパート」や「今月の終わりまでに借りられるが、個人用の駐車場がないアパート」などが選択肢に含まれているでしょう。

ですから、聞くべきポイントを正確に押さえるために、選択肢を先読みして、条件をチェックしておけばいいのです。

実際に先読みをするときは、ポイントになりそうな条件に下線を引いておきましょう。

 

そうすれば、実際に音声を聞く時に、問題用紙を見ればすぐに意識すべき条件を思い出せます。

ちなみに、大問3の選択肢は今回の問題のように固有名詞(”White Road”や”Clay Street”など)が多いです。こういった固有名詞の先読みはそこまで重要ではないので、選択肢の先読みは後回しにしましょう。

他の先読みが終わって、まだリスニング試験開始までに時間があれば、こういった固有名詞も一応、先読みしておきましょう。

 

 

  全大問共通|音声を聞くときは和訳するのではなく、内容をイメージする

ポイントの2つ目は、準1級リスニング全ての問題に共通するコツになります。

あなたはリスニングの音声を聞いているとき、頭の中で何を考えているでしょうか?

準1級リスニングでは、音声は一度しか流れません。そして、準1級リスニングともなると、これまで見たきたように、音声で流れる英文も長くなり、また、音声スピードも速いです。

この人は、リスニングをしながら和訳し、日本語で内容を考えてしまっています。その結果、音声についていけなくなってしまっているのです。

ポイントは、「和訳するのではなく、内容をイメージすること」です。

要するに、ミクロ的なところまで追うのではなく、あくまでもマクロ的なところを捉えられるようにする。

 

 

英検準1級リスニングでは、詳細な内容まで問われることはありません。

「和訳をせずに内容を直接イメージして、意味を掴む」

→よく聞くフレーズだけど、この内容は、読解のスピードと連動しています。

日本語を介さずに処理できる読み(つまりは直読直解)とリスニング(聞いた音声を瞬時に処理)が性質的に似通っているということは、想像しやすいかと思う。

 

大問3|条件を頭に入れて、消去法で選択肢を消しながら音声を聞く

 

最後のポイントは大問3を聞くときのコツです。

大問3はコツ①で、「先読みでポイントとなる条件に下線を引く」とお伝えしました。

ですので、音声を聞く際、問題用紙は以下のようになっているはずです。

 

さて、大問3の音声が始まるまでには10秒間あります。まずこの10秒間で、条件を頭に刷り込みます

この問題であれば、

今月の終わりまでにアパートが必要
個人用の駐車場が必要

という条件を何度も心の中で唱え、頭の中に刷り込みます。

そして、音声を聞きます。

音声を聞くときのポイントは、消去法で選択肢を除外していくことです。

この問題であれば、「今月の終わりまでに借りられないアパート」もしくは「個人用の駐車場がないアパート」を選択肢から消去していきます。

 

このように、

選択肢が聞こえたら、その番号の左下隅に鉛筆をあてる
条件に合わない内容が聞こえたら、番号に斜線を引き、消去する(条件に合わない内容が聞こえなかったら、そのまま)
次の選択肢が聞こえたら、その番号の左下隅に鉛筆をあてる
条件に合わない内容が聞こえたら、番号に斜線を引き、消去する(条件に合わない内容が聞こえなかったら、そのまま)
・・・(繰り返し)

というやり方で、実際に鉛筆で選択肢を消去していきます。そうすれば、正解ではない選択肢を確実に除外できます。

しかし、選択肢にばかり集中していると音声を聞き逃してしまうこともあるので、この点には注意が必要です。

【最後に】正解がわからなくても粘りすぎないように!

これはリスニング全体に言えることかと思うけど、「諦めが肝心」ということです。

英検準1級受験者の中で、準1級リスニングの音声を100%、完璧に聞き取れる受験者はまずいません。(もしそうであれば、その人は準1級でなく、1級を受けるべきです。)

ですので、音声を聞き取れない場合ももちろんあります。あって当然です。で、ここで焦ってはいけません。正解がわからない問題で粘りすぎて、次の問題も間違えるのは控えましょう

 

『狙われる18歳』

来月4月から民法における成人年齢が18歳に引き下げられます。

 

未成年が買い物をして、

買ったものが怪しげなものだった場合、

未成年という理由だけで取り消しができます(ある程度はですが)。

 

成人年齢が引き下げられると、

18歳~19歳の人はその防波堤である権利を行使できなくなります。

 

で、18歳というとまだ高校生。

高校生が消費者金融とも契約が結べる。

 

そのような問題意識からこの書籍は成っています。

 

来月から大学生になる生徒を毎年見送っていますが、

大学に入る前にこの書籍は読ませたいものです。

(法律用語はやや難しいところがありますが、時間のあるうちに読んでおくといいです)

 


 

岩波ブックレット

先日の記事で、

「反対の声を上げている書籍を購入する」ことも抗議の一環だ、

的なことを書きましたが、

やはり読書は自分の内部の靄を言語化してくれるという点で、

この上ない楽しみでもあります。

 

で、私は現在、戦争関連の書籍を読み漁っています。

政治と絡んだ事象から、生存者の証言にいたるまで、

とにかく片っ端から読み進めています。

 

私は岩波ブックレットを推奨したい。

岩波がだしているので敷居が高そうに見えるかもしれませんが、

50~60ページほどの厚さで、すぐに読み終わります。

 

アカデミック、あるいは社会的なテーマを扱っていますので、

入門書として優れているかと思います。

加えて安いですし。

 

これなら一日に2冊くらいは読めます。

読みたいものが多すぎてどうしようかと思案した末、

岩波ブックレットにたどり着きました。