石川県沖で進度6の地震。
石川県を支援しなければいけないというのは論を待ちませんが、
東日本大震災の教訓を活かすべきだと思います。
①対財務省
このブログ記事者リンク先を張っておきます。
この書籍の中で、当時の財務省の内幕が記載されています。
当時ただでさえ弱っていた日本経済。
増税したら実体経済に否定的な影響を及ぼす声が財務省内部でも上がっていたらしく、
それでも「今がチャンス」ということで増税をしてしまったとのこと。
東日本大震災で壊滅的被害を受けている中、
増税の事しか頭にない財務省は、正直、下品で下劣な集団にしか見えません。
この時の増税に対して、以下に間違っているかの反論は沢山出ています。
・100年に一度の震災なら、それにかかった復興費用は100年かけて返済すればいい。
・震災支援のためにも関わらず、全国一律で負荷のかかる消費税を上げてどうする?
(被害を受けた福島も消費税が増税されている、という意味です。
福島だけ消費税を据え置いて、それ以外の地域に10%の消費税を課せば「福島
を支援しよう」という姿になるが、被害を受けている福島からも税金をむしり取っ
ているのはどういう理屈だろうか。単に財務省が増税したいだけで、方便にすら
なっていない)
この2つ、その通りで的を得ています。
隙あらば増税することしか頭にない岸田さんは、遅かれ早かれ、
復興と称して増税を画策することは予想できます。
いまは現場の状況や復興支援のことに注力すべきですが、
それと同時に、増税をさせないように他地域の人たちは警戒しておくべきだと思いま
す。
「石川県の苦しみを皆で分かち合おう」
→まずは政治家や天下りの方々の特権を廃止しましょう。
→上振れの税収を回しましょう。
→円安で儲けているのは政府。
などなど。それらしい理屈(しかも人の良心に付けこむ言説)に惑わされることな
く、財務省をはねのけたいものです。
ですので私は、この書籍をやっぱり推します。
で、話は少し変わりますが、この人また、政権交代に意欲を見せているようです。
小沢氏、維新含む野党共闘を(時事通信) - Yahoo!ニュース
平成の政治的混乱期について語るなら、この人の存在抜きには語れないでしょう
二度の政権交代(2009年の政権交代は記憶に残っているかと思いますが、
「非自民」という点においては、1993年にも1度、自民党以外が政権
を取っています)の立役者はこの人です。
政権は壊すのは簡単でも、その先を維持するのがそれ以上に大変というのが、
2009年の政権交代の時の教訓でしょう。
維新は維新で独自にやって下さいませ。この人の言うとおりにすると、壊せても
その先がありません。
というわけで、今回の石川地震、増税のためのエクスキューズにさせないためにも、
この書籍を推します。
(今は東日本大震災時よりもネットやSNSが発達しているので、増税反対世論は形成
しやすいかとは思いますが)
追記
1/2の記事です。
【速報】日銀・財務省 金融機関に支援要請 能登半島地震で(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
個人的には、財務省に対する世論の高まりを受けたポーズのように思えます。
これ、よく読むと、財務省が支援(補正予算を組むなど)ではなく、あくまでも要請
(しかも国から民間に対して)です。底が見える気がします。
②対政治家
現地に政治家が行ってもあまり意味がないというのも、
東日本大震災の時の教訓かと思います。
後付けになるかもしれませんが、政治家(特に位の上の人たち)が現地に行ったら、
それ相応の厳戒態勢を敷く必要があるのと、マスコミもそこに一緒に行きます。
まあ迷惑でしょう。
ある政治家が現地に行ったと記事にありました。
山本太郎氏、岸田首相の被災地入り報道に言及 当初は見合わせで「心底残念な思いを語った人が殆どだった」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
に対して、ひろゆき氏。
ひろゆき氏、山本太郎氏「現場見ろ」発信に私見「使えないおっさんより暖房器具のがありがたい」(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
まあひろゆきの言っていることの方が正しいでしょう。
岸田さん、現地に赴くことを検討しているらしいですが、
行かなくて良いかと思います。
③対世論
基本的には世論は国民の総意になりますが、1点、懸念事項があります。
次期総理大臣候補としてトップに上がっている石破さん。
この人、ゴリゴリの増税派で、財務省を具現化したような人だということを、
世間の人たちは認識しているのでしょうか。
この人が時期総理大臣候補にトップで上がっている点に関しては、
私は声高に「この人は経済のことを全く理解しておらず、説明しても理解できな
い」と叫びたい。
【日本の解き方】石破茂氏と枝野幸男氏に共通の経済観 緊縮財政と金融引き締めを重視 左派の「マクロ経済思想」成長否定では雇用確保できず(1/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト
④対ボランティア
ボランティアの人たちも悪意はないというのが前提ですが、
やはり現地にとって不要なものは送るべきではありません。
東日本大震災の時には、
3月に震災が発生→3月に物資を発注&送付→3月はまだ寒いので、暖かめの衣服を
送る→到着は1~2ヶ月後の5月前後→その頃は暖かい&梅雨入り。
というわけで、5月に毛布やマフラーはあまり使い物にならず、梅雨対策の用具
が一切なかった。
という事例があったそうです。
当時は世論がまだ(というか、SNSが未発達だったので一般人が発信する手段がなか
ったことが大きかったかとは思いますが)、「寄付やボランティアは崇高なことで、
それに意義を唱えるなどけしからん」的な風潮でした。
繰り返しますが、悪意がないのが前提ですが、やっぱり現地にとって負担になるこ
とはたとえ寄付などの好意であっても避けたいところです。
↓最近はこれ↓
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