10万円給付(クーポン)について

今回の10万円給付について、

第二次安倍政権の時と違ってスッキリしません。

以下、色々な記事やツイッターで盛んに取り上げられていますが、

私が賛同しうるところをダイジェストします。

 

①バラマキと批判する人

 コロナショックで経済が痛んでいるのですから、

 財政政策でばらまくのは当たり前です。何に問題があるのでしょうか。

 国の借金を懸念するのであれば、そのような評論家やどこかの事務次官は、

 振り込まれた給付金を国に返還しているんですよね?

 まさかとは思いますが、バラマキ、あるいは財政再建と言っておきながら、

 ご自分は給付金をもらっていたりはしないですよね?

②所得制限

 裕福な家庭に振り込まれても、その分所得に上乗せして所得税を算出すれば、

 きちんと富の再分配は行われます。

 所得制限が生む軋轢やその家庭の所得を調べる労力と、所得制限なしで配布する労

 力。きちんと比較して出された案かどうか。

 一律配布でいいかと思います。

③クーポン

 これ、本当に意味が分かりません。

 色々と批判が出ていますが、クーポンを配布するコストが967億円。

 このコストがあるなら全世帯に10万円が配布可能との指摘もあり。

 昨日のニュースで10万円を現金で一括支給を可能にするとの政府発表がありました。

 でしょうね・・・。2回に分ける意味ないですし。

 

 どこの自治体が一括で支給するか、あるいはクーポンにするか。

 個人的には追跡してみたいです。

 自治体によって差が出るのは不公平という批判も出ていますが、

 地方自治という観点からすると、むしろ自治体で差が出るのは健全です。

 そこの市の市長が何を考えて市政を行っているか。

 普段は見ることのない側面を垣間見れるのですから、

 地方自治の一環だとみなして良いかと思います。