「国民を分断するな」といったようなフレーズが聞かれることが多いですが、
正直、素直に首を縦に振れないです・・・。
好む好まざると、
人間の趣味嗜好、性格、生れ落ちる家など、千差万別ですし、選べません。
類は友を呼ぶとはよく言ったもので、
経済力、趣味嗜好など、近い人と一緒にいることが多いです。
あまりに価値観が違う人とは、正直あまり一緒には過ごさないはずです。
分断をという仰々しい言葉を使うからこそ否定的な響きがするわけで、
社会で生きる以上、
何かしらの形で差異は存在するはずです。
差異と分断は紙一重だと感じます。
個人を尊重するなら、
この差異も人に迷惑をかけない範囲で最大限尊重されるべきです。
その差異が不条理・不合理にならないように調整するのは必要ですが、
「分断するな」という文言に否定的な感覚を持ってしまうのは、
分断を阻止しようとすることが差異をも否定するように感じてしまうからかと思います。