ユーモアにあふれるジョーク集ですが、
頭の体操としても面白いです。
また、高校生に読ませてもいいかもしれません。
ウイットに富んだ皮肉は読解力が向上します。
①経済学者
Q:経済学を学ぶ理由
A:経済学者に騙されないため
(←予測が当たらない経済学者が多すぎる現状を踏まえています)
②税金
ある男性の息子が、コインを投げて口に入れる遊びをしていた。
するとコインをのどに詰まらせ、苦しんでいる。
その男性は「誰か何とかできる人はいませんか」と周囲に助けを求める。
すると、通行人の一人が手際よく、その息子のコインを取り出し、事なきを得た。
男性は通行人に感謝し、「医者ですか」と問いかける。
通行人は医者ではないと言い、「税務署職員です」と答えた。
などなど。
ユーモア交じりの皮肉は、言った人とそれを読んだ人が同じ感覚、バックグラウンドが
なければ成立しません。
そういう意味で、この手の書籍がベストセラーになるのであれば、
その時代やその国の人たちの最大公約数的な感覚だと言えるでしょう。
多くの人がそう感じている最大公約数的なブラックジョークなら、
汎用性のある読解力や行間を読む力が養われるのでは、と思います。
そういう意味では、
この書籍は面白かったですし、生徒に読ませてみても何かにつながると思います。
|