大学受験で大切なこと

現在私は、

地方の英語専門塾に勤務しています。

担当の科目は英語である上、塾も英語のみを扱っている塾になります。

(一部、数学もありますが)

 

英語以外の科目は近くにあるマナビスや代ゼミに行ってもらってもいいし、

あるいは参考書や問題集でコントロールしています。

 

正直、科目やレベルによっては、予備校いりません。

←完全に武田塾みたいになっていますが(笑)。

 

で、一番大切なのは、ありきたりですが、

「学習習慣を自分で身に付けること」に限ります。

もし仮に経済的動機付けをおこなうのであれば、

1講座7万円~8万円(90分×20コマ)かけるなら、

参考書の方が安上がりですし早いです。

上下巻に分かれていたとしても、2千円~3千円もあれば両方とも手元に揃います。

 

圧倒的に、参考書を使ったほうが安上がりですし、すぐに1周します。

 

特に、基礎レベルに関しては、何を使って勉強しても同じです。

映像授業で流れる内容と参考書に書いてあることに大差はありません。

説明の仕方が分かりやすいかどうかは参考書ごとに異なりますが、

書店でその参考書を開いて読めばいいだけです。

 

基礎レベルの習得は机に向かって時間を捻出すれば誰でも可能です。

勉強する習慣が付かないという理由で映像授業を受講するのも

もちろんその人の選択肢の一つですが、必要な科目全てとなると、

結構な値段になるはずです。

 

私の専門分野である私立文系に関してお話しすると、

英語の基礎レベル(文法、構文の2つ←構文は英文解釈のことですが、文法をゴリ押せば

ある度のところまで対応します)、現代文1つ、古文1つの合計4講座分、お金が浮きま

す。

 

1講座あたり7万円浮いたとして、4講座で28万円の節約になります。

正直、映像授業に学習ペースを求めている人は、この金額を自分で算出してみると

いいかと思います。

 

英語の基礎レベルは「ターゲット1900」、「ネクステージ」など

現代文は「評論キーワード」や「出口現代文の実況中継」など

古文は「マドンナ古文(単語や文法の他にも、古文常識というジャンルもこのシリーズと

して売っています)」などを使えば、基礎レベルは習得できます。

 

応用レベル、さらにはその先の発展レベルも参考書や問題集を使って学力を身に付ける

もあり、あるいは、このレベルなら、人の手を借りて学習してもいいかと思います。

 

白状すると、私の今の英語塾、単価は高いです。

なので、他の予備校と自分の塾の間で月謝的に悩んでいる生徒には、

基礎レベルに関しては自分でやるように案内します。

 

私は授業では、基礎レベルは生徒本人に習得させ、

更にその上を行く際の「最後のひとひねり」に徹する内容にしています。

手前味噌で恐縮なのですが、その方が手っ取り早いですし、

生徒の思考の癖や好みもつかめます。

その生徒の思考の癖や好みがつかめれば、どういう説明をしている参考書が

本人にフィットするかもこちらでコントロールが効きます。

←これに関しては、私自身が色々な参考書を読んでレパートリーを広げていくことが

 絶対条件になりますが。でもまあ、参考書を読むのは好きなので、半分趣味として

 やっています(笑)。

 

約30万円分の節約になるなら、

学習習慣を身に付けた方がいいのではと強く思うのです。

 

 

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