国債って本当に国民の借金?

職業柄、

中学高校の教科書を読む機会がありますが、

率直にタイトルのような疑問が浮かびました。

 

政治経済の教科書に載っている「量的緩和」という用語、

意味は

日銀が金融機関から国債買い入れ、銀行などが日銀に開いている当座預金

 座の残高を目標額まで増加させること」

とあります。

 

よく新聞やマスコミは、

国債は借金で、将来の世代にその借金を残してはいけない」的な論調ですが、

本当に国民の借金なのだろうか。

というか、日銀が買い取ってくれているのではないか。

 

そう思う今日この頃です。

教科書に書いてあることが間違っているというなら、

そう主張してもいいとは思います(言論の自由がありますし)。

けれど、

マスコミがホントにそこまで考えて記事を書いているのか、

疑問に感じます。

 

ただし、教科書が間違っている場合もあります。

 

中学の公民の教科書に、

アメリカは国民が大統領を選ぶ直接民主制である」と書いてあります。

これ、率直に言って間違っています。

 

国民が選ぶのは選挙人であって、大統領そのものではありません。

ニュースでは、「選挙人投票」「270」という言葉が毎日のように流れており、

大統領選挙は現在進行形で進んでいますので、

教科書が間違っています(目の前で起こっていることが唯一の現実ですので)。

こればっかりは教科書会社、何とかならないかな・・・

 

さて話を国債に戻すと、

国債は国民の借金」という言説は、何だか怪しく感じます・・・。

 

補正予算の額が「今までにない規模」的な感じで煽る記事しか見ませんが、

そもそもコロナが今までにない規模の経済損失を与えているのだから、

そのための補正予算も今までにない規模になるでしょうに・・・。

 

下記は本文とは全く関係ありません。単に私が最近読んだ本です。

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