『アメリカ黒人史 奴隷制からBLMまで』(ちくま新書)

新刊で出ていたので購入&読書。

こういう学術系の内容は、

文章が硬くて難しい上、

それに興味がある人向けに書かれているのが基本なので、

それぞれの出来事の因果関係も

ある程度分かっている前提で書かれることが多いです。

 

けどこの書籍、

結構な割合で行間を書いてくれていて、

非常に読みやすかったです。

(それでも興味があるのは前提ではありますが)

 

アメリカ入植時から現代まで、

アメリカの黒人がどのように公民権を獲得してきたか、

そして法的には保障されても、現実的には差別構造の底辺にいる様子など、

概説を学ぶにはちょうどいいです。

 

ご興味があれば手に取ってくださいませ。